わたしたち宗教・研究者エコイニシアティブでは、本会の目的である「人と自然の調和を目指す、新しい文明原理の構築」を目指し、環境に負荷を与える化石燃料や原子力ではなく、自然エネルギーの導入を促進し、環境問題の解決をアピールするため、宗教団体や寺社、教会の施設等で設置する太陽光発電装置の発電容量を合算して表示する「宗教太陽光発電所」をウェブ上に開設しました。
この太陽光発電は宗教団体にとっても導入しやすい自然エネルギーで、特に昨年の3.11の東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、社会的に“創エネ”への意識が高まっていることと、3.11の経験で教団施設に太陽光発電装置を設置している場合、災害時の電力提供などの社会貢献が可能になることなどから、今後も導入が進むものと考えています。
なお、宗教太陽光発電所に登録する発電容量には、自然エネルギー由来の発電装置、風力、地熱、小水力等の装置分も加える考えです。
◆宗教太陽光発電所の発電容量は以下の通りです。
※年間発電量 : 太陽光電池1kW当たり、年間約1,000kWhを基に算出[環境省、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「太陽光発電導入ガイドブック」による]
※年間CO2削減量 : CO2排出係数として、「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令」第2条4に基づく0.559kg/kWhを使用(2012年1月17日環境省公表値)